タバコと歯周病
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気付かないうちに

他人に指摘されなければ気づかないことの多い歯ぎしり。
しかし、この歯ぎしりは、歯を磨耗させる、歯周病の進行を進めるなど、さまざまな歯のトラブルを引き起こす原因にもなります。
歯ぎしりというと、夜中にギリギリ音を立てるいわゆる歯ぎしりが一般的に知られていますが、ギリギリと歯と歯をすり合わせるタイプ、顎の水平的な動きがなく、非常に強い力で歯を食いしばるタイプ、カチカチと歯をかみ合わせるタイプの3つに分類することができます。実際はこれらが混合している場合がほとんどで、これらをまとめて、歯科医学用語では、ブラキシズムと総称しています。

ブラキシズムは、口の中のさまざまなトラブルの原因になります。
まず、歯自体の問題として、異常な摩耗が認められることがあります。
歯の表面のエナメル質が削り取られてしまい、冷たいものがしみたり、歯と歯茎の境目付近の結晶構造が破壊されて、歯磨きの際、過敏に反応したりすることがあります。
次に、歯周病との関連が大きな問題としてあげられます。
歯周病は基本的に細菌による感染症ですが、これを進行させる因子として、歯にかかる力が大きく関わっています。
また、セラミックでかぶせた歯や差し歯などがたびたび壊れたりする場合も、実はブラキシズムのせいであることも多いのです。
特に差し歯の場合は、歯根が破折してしまうこともあり注意が必要です。
普段、部分入れ歯を装着している人は、はずしている夜の間に残っている歯に、過大な力がかかれば、破壊が進み、総入れ歯への道をまっしぐらということにもなりかねません。

このようにブラキシズムが引き起こすと考えられるトラブルはたくさんあります。
しかし、現在のところその原因がはっきりしないことが多く、ほとんどの場合、対症療法が採られているというのが実情です。これと言った治療法がないため、患者さん一人一人について情報を集め、対処していく必要があり、医師と患者さんとのコミニュケーションがとても大切になります。
ブラキシズムの症状がある方、気になる方は当院にご相談下さい。

松尾歯科医院 鹿児島について

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